IGN: Portal開発者とのインタビュー (06/07/27)
【Portal Interview: Half-Life 2 Explored】
IGN.comは今週初め、ValveのPortalチームの開発者であるKim Swiftに対してEメールによるインタビューを行うことができた。
Portalの基となったものは。デジペンの「Narbacular Drop」がIndependent Games Festivalにおいて優勝したこととの関連は
Kim Swift: Portalチームの他メンバーと同じく、私達はワシントン州レドモンド、Nintendo of Americaキャンパス隣に位置するデジペン工科大学(DigiPen Institute of Technology)の学生でした。最上級である四年生の間、私達7人はPortalの基になったゲーム性のアイデア初期テストとなる、Narbacular Dropというゲームを製作しました。毎年デジペンは、卒業予定者を対象に将来的な雇用者に対して彼らのゲームプロジェクトをプレゼンするエキスポを開催しています。その中にValveの人間が数名参加しており、Valve社でGabe Newellに見せるよう言ってきました。Gabeは私達のデモを確認し、その場で私達を採用したのです。なんとも衝撃的な出来事でした。その後私達は駐車場で20分ばかり突っ立って、いろいろとおしゃべりをしました。 Portalは独立したゲームになるのか、あるいはEP2の一部なのか。一人用ゲームに見えるが、マルチにする予定は
Kim Swift: PortalはHLの世界観に設定された、一人称視点の一人用ゲームです。HL2: EP2のゲームパッケージに含まれ、本体とは別に三時間分遊べるようになる独立したゲームです。最初のリリースでは一人プレイのみですが、今後のプロジェクトにおいてPortalを使用したマルチプレイというアイデアは、沢山あります。
Portalはパズルゲームのようだが、どのような内容になるのか
Kim Swift: Portalはソースエンジンを使用した一人称視点のゲームであるとはいえ、いくつか非常な重要な点においてHL2とは異なっています。HL2ではレベル切り替えなどを伴った人為的に作られた不連続なゲーム性を排除し、継ぎ目のない世界にするようValveは明確な決断をおこないました。PortalではAperture Science Laboratoriesでの被験者として、完遂せねばならないトライアルの連続ものとしてゲームを分断する決断を行いました。
Portalをエピソード形式でリリースする予定は
Kim Swift: 2~3の要素が絡んできます。何をおいてもまず、Portalがどのようにコミュニティに受け入れられるかが第一の要素となります。
Portalの他の機能は
Kim Swift: Portalデバイスはパワーのやや弱いグラビティガンとしても動作し、オブジェクトを拾い上げPortalへ投げ込むことができるようになっています。
背景となるストーリーは
Kim Swift: Protalでは、あなたはAperture Science Corporationの被験者となり、一連の挑戦の完遂を強いられます。実際のところ、迷路に閉じ込められたネズミのようなものです。
HLの世界観を使用しているPortalは、時間軸的にどのあたりに位置するのか
Kim Swift: 自分が何者であり、Aperture Science Laboratoriesで何を行っているのかについての詳細は、後日(later date)お知らせします。
固い静止面にPortalを作っているようだが、どこでもいいのか
Kim Swift:Portalが作れる十分な広さであれば、壁、床、天井、どのような平面にも使うことができます。今のところ、移動面にPortalを作れるようにはなっていません。
ヒントの表示機能はあるのか
Kim Swift: 毎週プレイテスターを雇ってゲームをテストさせることは私達にとって非常に重要なことであると思っていますし、これにより私達が作成したレベルが問題のない難易度であることを知ることができます。新たなコンテンツを可能な限りすばやく何回もテストすることでプレイヤーが楽しめることを確実にする私達の助けとなります。それに加え、HL2のようにダメージレベルや敵の精度などを調整する難易度設定があります。
ValveはHL1やHL2とは対照的にコンテンツを細切れにする戦略をとっているようだが、今後はどうなるのか
Kim Swift: エピソード形式でコンテンツを提供することで、Portalのようなゲームにリスクを負うことができるようになりました。まったく新しいゲーム性に1千万ドルもの資金を費やし開発を進めるには非常に危険であるだろうし、それがゆえ多くのゲームが既存のものに非常に近似したものにとどまっている理由でもあります。Portalでは、私達は小さなチームで一年間取り組み、単一のチームで何年も何百万ドルをも費やすプロジェクトで被るリスクを一切とることなしに私達はリリースし、人々の反応を得ることができるようになります。
買収したスタジオを数多く駄目にしてきた悪名高いEAと提携したが、Valveは身売りでもするつもりなのか、一体今何が起こっているのかを教えてほしい
Kim Swift: (冗談めかしつつ)私の知る限り、ValveがEAを買収する計画はありません(no plans of purchasing EA)。
以前HL2をXboxへ移植している話が出ていたが、今はPS3とXbox360で出るとなっている。切り替わった経緯とは
Kim Swift: Xbox用HL2はしばらく開発されてきましたので、次のプロジェクトとプラットホームに移行する前にそれをリリースするというのが、道理にかなっています。
Portalについて他に何かあるか
Kim Swift: Valveのような会社に入りゲーム業界で働くという信じがたい機会を得てPortalチームにいることは、私達にとって途方もなくびっくりするような事です。これは夢の実現であり、私が毎日チェックするゲームニュースサイトが私達のプロジェクトに興味を示すということは、どうにも信じがたい出来事です。
IGN.comは今週初め、ValveのPortalチームの開発者であるKim Swiftに対してEメールによるインタビューを行うことができた。
Portalの基となったものは。デジペンの「Narbacular Drop」がIndependent Games Festivalにおいて優勝したこととの関連は
Kim Swift: Portalチームの他メンバーと同じく、私達はワシントン州レドモンド、Nintendo of Americaキャンパス隣に位置するデジペン工科大学(DigiPen Institute of Technology)の学生でした。最上級である四年生の間、私達7人はPortalの基になったゲーム性のアイデア初期テストとなる、Narbacular Dropというゲームを製作しました。毎年デジペンは、卒業予定者を対象に将来的な雇用者に対して彼らのゲームプロジェクトをプレゼンするエキスポを開催しています。その中にValveの人間が数名参加しており、Valve社でGabe Newellに見せるよう言ってきました。Gabeは私達のデモを確認し、その場で私達を採用したのです。なんとも衝撃的な出来事でした。その後私達は駐車場で20分ばかり突っ立って、いろいろとおしゃべりをしました。 Portalは独立したゲームになるのか、あるいはEP2の一部なのか。一人用ゲームに見えるが、マルチにする予定は
Kim Swift: PortalはHLの世界観に設定された、一人称視点の一人用ゲームです。HL2: EP2のゲームパッケージに含まれ、本体とは別に三時間分遊べるようになる独立したゲームです。最初のリリースでは一人プレイのみですが、今後のプロジェクトにおいてPortalを使用したマルチプレイというアイデアは、沢山あります。
Portalはパズルゲームのようだが、どのような内容になるのか
Kim Swift: Portalはソースエンジンを使用した一人称視点のゲームであるとはいえ、いくつか非常な重要な点においてHL2とは異なっています。HL2ではレベル切り替えなどを伴った人為的に作られた不連続なゲーム性を排除し、継ぎ目のない世界にするようValveは明確な決断をおこないました。PortalではAperture Science Laboratoriesでの被験者として、完遂せねばならないトライアルの連続ものとしてゲームを分断する決断を行いました。
Portalをエピソード形式でリリースする予定は
Kim Swift: 2~3の要素が絡んできます。何をおいてもまず、Portalがどのようにコミュニティに受け入れられるかが第一の要素となります。
Portalの他の機能は
Kim Swift: Portalデバイスはパワーのやや弱いグラビティガンとしても動作し、オブジェクトを拾い上げPortalへ投げ込むことができるようになっています。
背景となるストーリーは
Kim Swift: Protalでは、あなたはAperture Science Corporationの被験者となり、一連の挑戦の完遂を強いられます。実際のところ、迷路に閉じ込められたネズミのようなものです。
HLの世界観を使用しているPortalは、時間軸的にどのあたりに位置するのか
Kim Swift: 自分が何者であり、Aperture Science Laboratoriesで何を行っているのかについての詳細は、後日(later date)お知らせします。
固い静止面にPortalを作っているようだが、どこでもいいのか
Kim Swift:Portalが作れる十分な広さであれば、壁、床、天井、どのような平面にも使うことができます。今のところ、移動面にPortalを作れるようにはなっていません。
ヒントの表示機能はあるのか
Kim Swift: 毎週プレイテスターを雇ってゲームをテストさせることは私達にとって非常に重要なことであると思っていますし、これにより私達が作成したレベルが問題のない難易度であることを知ることができます。新たなコンテンツを可能な限りすばやく何回もテストすることでプレイヤーが楽しめることを確実にする私達の助けとなります。それに加え、HL2のようにダメージレベルや敵の精度などを調整する難易度設定があります。
ValveはHL1やHL2とは対照的にコンテンツを細切れにする戦略をとっているようだが、今後はどうなるのか
Kim Swift: エピソード形式でコンテンツを提供することで、Portalのようなゲームにリスクを負うことができるようになりました。まったく新しいゲーム性に1千万ドルもの資金を費やし開発を進めるには非常に危険であるだろうし、それがゆえ多くのゲームが既存のものに非常に近似したものにとどまっている理由でもあります。Portalでは、私達は小さなチームで一年間取り組み、単一のチームで何年も何百万ドルをも費やすプロジェクトで被るリスクを一切とることなしに私達はリリースし、人々の反応を得ることができるようになります。
買収したスタジオを数多く駄目にしてきた悪名高いEAと提携したが、Valveは身売りでもするつもりなのか、一体今何が起こっているのかを教えてほしい
Kim Swift: (冗談めかしつつ)私の知る限り、ValveがEAを買収する計画はありません(no plans of purchasing EA)。
以前HL2をXboxへ移植している話が出ていたが、今はPS3とXbox360で出るとなっている。切り替わった経緯とは
Kim Swift: Xbox用HL2はしばらく開発されてきましたので、次のプロジェクトとプラットホームに移行する前にそれをリリースするというのが、道理にかなっています。
Portalについて他に何かあるか
Kim Swift: Valveのような会社に入りゲーム業界で働くという信じがたい機会を得てPortalチームにいることは、私達にとって途方もなくびっくりするような事です。これは夢の実現であり、私が毎日チェックするゲームニュースサイトが私達のプロジェクトに興味を示すということは、どうにも信じがたい出来事です。
Comments
nullpotter on 2006-07-29 at 19:40:42
>一連の挑戦の完遂を強いられます。実際のところ、迷路に閉じ込められたネズミのようなものです。
Cubeって映画を思い出しました
まさにCUBE。私も同感です。
HL世界と関わっている・・・というのが気になりますね。
主人公は、まさかシェパード伍長なんでしょうか。
Kim Swift: 私の知る限り、ValveがEAを買収する計画はありません。
じゃなくて
Kim Swift: 私の知る限り、EAがValveを買収する計画はありません。
じゃないのか
Kusa on 2006-08-13 at 21:11:49
今原文見たら、
> Swift: [Jokingly] As far as I know, Valve has no plans of purchasing EA.
と追加してあったので、冗談で返したのでしょう。
指摘ありがとうございます。書き加えておきます。
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