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CVG: ValveのSteamについて (07/2/5)

Interview: Valve on Steam
CVGはValveのマーケティングディレクターであるDoug Lombardiに対し、Steamに関する質問を投げかけた。

Steamを作成した当初の構想は
Doug Lombardi: 1999年のはるか昔、我々のマルチプレイゲーム(TFC、CS)における同時プレイ人数の急増に着目し始めた。元々、一流のオンラインアクションゲームというものは、同時プレイ人数が2000~3000人程度のものだった。しかしTFCとCSの双方とも、その人数を超えたまま一度も戻ることはなかった。今やCSは20万人以上もの同時プレイ数を誇り、月間で60億人以上もの記録を作っている。 よって、それはプレイヤーの関心事の傾向を監視する機能だったし、その全員のゲームを我々が管理するにあたり、どうすれば我々にとってよりよい役目を果たすことができるのであろうかといったことから、それが本当に当初の構想であったかは定かではない。

最初のSteamの機能一式は、我々がすぐにでも欲しかったもの以上を備えていたし、いくつかの機能、自動アップデート、自分のゲームをどのPCからでも起動できるようにする、ゲーム内コミュニケーションシステムなどといったものだが、それは、コミュニティ増加につれ必要となるであろうものであった。

一度そこまで到達すれば、ゲームを販売するというアイデアは当然組み込まれるべき機能のひとつに過ぎなかったし、我々がこの分野において経験を得ていくにつれ、Steamに必要な機能は当然ながら日々増えていくものなのだ。

最終目標はなにか、またそれにどれだけ近づけたか
Doug Lombardi: 我々の目標は、ゲーマーに対しては価値を、ゲーム開発者やパブリッシャに対してはツールを提供することだ。さまざまなコンテンツやテクノロジーが世に出てくる中で、我々は絶えず製品に手を加えていくので、決定的な「最終目標」が出てくるかどうかは、よく分からない。

Steamは去年だけ見ても間違いなく進化してきたし、我々には2007年に計画している多くの新機能がある。それ以降についても同様だ。

ここ最近多くのパブリッシャがSteamに現れたが、何がそうさせたのか
Doug Lombardi: 利益、および顧客体験の改善だ。また、こんな声を巷から聞く。Steamは、PCゲームの販売管理を可能にするプラットホームとしての地位を固めたと。最近Steamを利用した開発者やパブリッシャの多くが、さらに計画を立てている。店頭と同時発売する新規タイトルから、過去に高評価を得たが在庫のないタイトルの再販に至るまでを、一千万人を超える現役のゲーマー達へと提供するために。

我々が培ってきた成功をいくら分析しようとも、我々のパートナーが感動をしより多くを求め戻ってくるという事実が、ほぼ全てを物語っている。

海賊行為に対するプロテクトはどのようなものか
Doug Lombardi: Steamの暗号化システムは、電子的にも物理的にも流通に効果的であることを証明してきた。HL2が発売されたホリデーシーズンは、新規タイトルリリースのラッシュ年であった。そして残念なことに、例年のホリデーシーズンと同様、その年に発売された多くのタイトルが「発売前の(Day Zero)」海賊行為に遭遇した。つまり、最終版が製造中にも関らず、最終製品が闇市場に出回ったということだ。HL2は注目すべき例外であり、唯一Steamを通じて暗号化されたタイトルだったのだ。

店頭売りの終焉ということか
Doug Lombardi: 小売は常に、我々に対して非常に親切である。恐らく驚くことであろうが、Steamにより提供されるフリーウィークエンドといったサービスのいくつかは、店頭販売の売り上げに新たな道を開く結果となった。

我々にとって、販路を別のものへ移行させることではなく、全ての顧客へ新たなサービスや選択を提供することなのである。

小売からの反発もあったのでは
Doug Lombardi: 最初のうちは、彼らは直接的な脅威になるものと見ていたと私は考えている。そして現在、Steamおよびオンライン販売が成熟していけばいくほど、オンラインと小売に対する俗説は打ち砕かれていく。

オンラインの侵食という俗説の大部分が正体を現し始めている。オンラインというものは、また別の販路であることに過ぎないのであり、販売代理店全てが広く流通しているタイトルから利益を得ることができるし、可能な限り多くの人々へ販売を行うことができる。よって、小売業者はデジタル流通に対する考えを改めたと私は考えている。

小売業者がSteam内に店舗を構えるということは
Doug Lombardi: いくつかの小売業者とどうすればうまくいくのかを話し合ったことがあり、今後も調査を続けていく。だが、この点について発表できるものはまだない。

Steamによる販売コスト削減について
Doug Lombardi: 我々は今後も価格設定の模索を続けていくつもりだ。エピソード形式での販売に合うよう我々の開発工程をある程度移行したように、ゲーマー達の興味を引くような価格構成によって、ある程度の選択を行えるようになるかもしれないと我々は考えている。

X360版やPS3版のHL2はSteamと関連付けられるのか
Doug Lombardi: 今回話せるものはない。

最後に、2007年におけるSteamの開発計画は
Doug Lombardi: 我々は過去2年間で多くのことを学び、その間、システムの発展に注目してきた誰もが数多くの変化を目にした。基礎を成す機能群からトップレベルのインタフェースに至るまで、サービスを通じて非常に多くのゲーマー達に今や提供されている。

次に何が行われるのかに関してだが、我々はより独自の、フリーウイークエンドのようなサービス提供の拡大を行う。我々はまた、サービス開始したばかりのPayPalに加え、他の支払方法を提供する。そして他にも我々は築き上げていくことになるであろうと、私は確かに思っている。

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ARTICLE INFO

Date : 2007-02-07
Author : Kusa
News Category : Steam , 日本語参考訳 , インタビューやレビュー等
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