Admin Area

CVG: Doug Lombardiとのインタビュー (08/5/2)

Interview: Valve Interview
ComputerAndVideoGames.comは、ロンドンで開催されたEAのイベントでDoug Lombardiにインタビューを行うことが出来た。Left 4 Dead、Portalの続編、HL2:EP3、そしてWiiに関して触れられている。その中から一部掲載する。

どういった方向性をオンラインアクションに求めるか
Doug Lombardi: Left 4 Deadに関していえば、友人と協力できるため、全く頭を使わずにプレイできるものではない、何かしらのものを提供したいと考えている。他によい用語が見つからないため、我々は協力型(co-op)と呼んでいるが、あなたはこれからこの方向性のマルチゲームを数多く目にすることになるだろうと思う。

我々は既に、パーティを組み、行動を共にし、力を合わせるといった情勢をWorld of WarcraftやMMOにおいて目にしてきているので、アクションゲームでも同様の方向性を持つべきではないかと思っている。

HL2と比べ、L4DでのSourceエンジンはどこまで進化したか
Doug Lombardi: HL2が発売されてから、ほぼ半分のコードに手を入れられたといってもいいだろう。我々は新たなライティングエフェクトを導入し、HL2:EP2では数多くのキャラクターアニメーションに作業を費やし、マルチコアのPCに対応し、Portalでの物理演算やL4Dでの新AIに取り組んだ。

我々はSourceを一式のツールとして見なしており、必ずしも構築をし終わり、賞味期限が過ぎ破棄されるまで使用することになるエンジンとして見ている訳ではない。常時調整し、構築している生ものとして捉えている。型にはまったエンジンというよりも、ツール一式なのだ。

Portalの続編に待ちこがれている
Doug Lombardi: 幸いなことに、あなた一人だけではない。我々は何かしらクールなものであると思ってはいたのだが、革新的なものであったためにそれが確かなものだと分からなかった。2万人が本当にクールなものだと考え、他の者達にとっては頭をかきむしり、「なんだこりゃ、訳がわからねぇ」というようなものの1つになっていたかもしれないのだ。

よって我々は意識的に簡潔に作り、100人の人員を使って開発に5年の歳月をかけるようなことはしなかった。つまり、人々が我々と同じくらい注目してくれるかどうか、様子を見るために本当にクールな試験台だけを構築したのだ。

10月の第2週が訪れ、ハロウィンが過ぎた後、そのパーティでCompanion Cubeの仮装をした、という人々からのEメールを何百通も受け取った。

我々は今、前回なしてきたことに対して期待に添えるような挑戦を得たのだ。人々はそれが革新的であったことに対し、数多くの称賛を送った。だから我々はValveの流儀として、何かしらヒットした際にただ金をつぎ込み、その作品の成功に便乗したシリーズを作るようなことはしない。

我々はこれを、まさに新分野を切り開く挑戦として受け取っている。PortalがGame of the Yearのそういった賞全てを勝ち取るほどの革新的なものであるとしたのなら、Portal 2はそれ以上でなければならない。

HLとHL2の場合を見てみよう。我々は、HL2を18ヶ月で即座に出すことも出来た。同じエンジンを使用し、Black Mesaへ逆戻りするシナリオになっていたことだろう。我々の全てが、そういったタイプの続編をプレイしたことがある。ただしそれは、我々のスタイルではないのだ。その代わりとして我々は、続編を作るために正気を失い、6年と4000万ドル以上を費やした。

それと同じくらい常軌を逸したことに、最終的にはそれを取り戻した。さすがに次のPortalを目にするまでに6年かかるとは思わないが、単に異なる配色のテクスチャを使用したPortalを目にすることには絶対にならないだろう。

2009年には目にしたいが
Doug Lombardi: おそらくは。今現在、我々はどうすればその期待に応えられるのか、数多くの研究開発を行っている。Portalといえば、本当に革新的なゲーム性、巧妙なシナリオ、そしてダークなユーモアを思い浮かべるだろう。ただ単に金をつぎ込むよりも、我々はどのようにしてそのアイデアを取り込み、追求していけばいいのだろうか。

エピソードに関しても時間をかけているが、EP3はどうなっているか
Doug Lombardi: さて、HLとHL2の間には6年のギャップがある。それから4年も経たず、我々が非常に満足している、2つのフォローアップ作品を既にリリースした。我々は言うなればユーザから搾取し、ほぼ同一のコンテンツを送り出すようなことはしなかった。

「エピソード形式」という言葉は毎週TVで放送されている連続ものを彷彿とさせるが、おそらくこれに対して使用される最適な用語ではないだろう。私はこれを、より楽しめる開発体験を我々に可能にしてくれる、我々が思いついた何かしらのものである、と考えている。同じゲームに6年も費やすことは、ある意味デスマーチだからだ。

我々は今までに14~16ヶ月毎にエピソードを出してきた。次にあなたがFreemanを目にするまでに、再度6年間かかることはないだろうが、次の週という訳にはいかない。私が思うに、我々はより適時に興味深い新コンテンツを提供する技術を得てきていると感じている。

HL2の時ほど長くはかからないだろうが、同程度には良質で革新的なものになればいいと思う。

Valveは今のところFPS専門だが、将来的にはどうなのか
Doug Lombardi: Portalは我々の範疇から、ほんの小さな一歩を踏み出したのだと個人的に考えている。言うなればそこには一切の武器はなかったし、いわゆる現実の戦闘もなかった。その成功は我々がその範疇から外に出、新しい物事に挑戦し続けることの励みになった。

Valveには家庭を持ち、子供用のゲームを是非作ってみたいと思う者が数多くいる。我々全てがWiiをよくプレイしているし、ValveにとってのWiiへの正しいアプローチは、Wii専用の何かしらクールなデザインのものを作ることではないかと我々は考えている。

つまり、これは公式な発表では一切ないのだが、Wiiで子供向けの何かしらのものを作りたい、という多くの欲求が内部的にあるということだ。

Gabe(Valve創設者、Gabe Newellのこと)はMMORPGの大ファンであるし、常々作ってみたいと彼は思っているが、それに踏み出すには大きなリスクを伴う。将来的にはPortalよりももう少し離れたものを目にすることになると思うが、今年やその翌年のことにはならないだろう。

ただ間違いなく、数年後の今頃にはもう少し多様性を持ち、PCのFPSから踏み出すことになるだろう。

Comments

crush on 2008-05-11 at 11:12:26

Portal2やりたい・・・。

digilog on 2008-05-29 at 15:57:43

Portalのような奇抜な作品をWiiで出して他のタイトルを圧倒して欲しいな

aki on 2008-08-23 at 00:12:37

wiiのコントローラーを活かしたゲームをValveなら作れそう
依存のゲームではなくまったく新しいアイデアを持ってきそうだ。

aki on 2008-08-23 at 00:12:38

wiiのコントローラーを活かしたゲームをValveなら作れそう
依存のゲームではなくまったく新しいアイデアを持ってきそうだ。

Add Comments


:


:


:



TrackBack

Trackback URL :

まだトラックバックはありません

The Final Hours of Half-Life 2 Japanese

ARTICLE INFO

669517 (7D:2075 Y:285 T:104) [Mode] Since 2006-06-01
Copyright © 2003-2008 fov120.net Some Rights Reserved.
Powered by Nucleus